そもそも団地って?3分でわかる「団地いろは」





団地の誕生


日本初の団地は長崎県”軍艦島”の住宅群ですが、私たちが現在イメージするような「団地」の誕生は1950年代、戦後の住宅不足を補うため発足した日本住宅公団(現UR 都市開発機構)が手掛けた第1号団地「金岡団地(大阪府)」と言えるでしょう。





あこがれの”団地族”


団地のスマートでモダンな住戸とライフスタイルは高い人気を博し、建設がピークを迎えた1970年代-高度経済成長期には”団地族”という言葉も誕生。入居は高倍率の抽選となることが多く、「公団は抽選に当たらないと住めない」というイメージは、状況の変わった現在でも残っています。





「団地」とは「集団住宅地」の略称


「団地」という言葉をはじめて使用したのは1950年代、公団の資料内とされています。その後「団地」の定義は広がり、公団住宅に限らず計画的に造成された住宅地全般で使われるようになりました。そのため、全国には戸建てや少数の高層マンションからなる団地も数多く存在します。





住まいの特徴


団地は広いエリアをまるごと開発した計画都市。そのため、

「広々した区画で、敷地内に駐車場や公園、街路樹や遊歩道も確保」「隣り合う建物の配置も考慮されていて、室内の日照や風通しがいい」「通勤や暮らしの便が良く、周囲は自然に恵まれていることが多い」など、日本の住宅事情では、贅沢とも言える住環境が特長です。





いま、どうして団地なの?


適切なメンテナンスが行われている団地は、長持ちする頑強な建物と、前述の優れた住環境を備えています。地球環境やライフワークバランスの変化をふまえ、新しい時代の価値観で望まれるサスティナブル住宅の基盤を備えた団地は、「自分らしい暮らし」をかなえる魅力的な住まいとして再注目されています。





未来型団地へ


団地の可能性に着目し、国土交通省の団地再生事業や国連SDGs認証事業、URのリフレッシュ事業などが進むほか、住民による団地の「再生まちづくり」があたらしい潮流として広がり、サスティナブル住宅としての一歩を踏み出す“未来型団地“がいくつもあらわれています。