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パステルカラー×高性能。ていねいな管理が実を結ぶ『花見川団地(千葉市花見川区)』

更新日:5 分前

鶴川診療所の写真


『花見川団地』は合計7000戸(UR賃貸住宅で約5500戸、分譲は約1500戸)を超える千葉が誇るマンモス団地です。

今日は花見川団地の分譲住戸(6街区・7街区)についてレポートします。



自主管理と委託管理の双方から保たれている住みよい環境

通りの名前が植物にちなんでいるのも、豊かな住環境を想像させてくれますね。
通りの名前が植物にちなんでいるのも、豊かな住環境を想像させてくれますね。


6街区と7街区の間には「さくら通り」があり、商店街の歩道橋へと続いています。



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そして、住棟は彩り豊かなパステルカラーが自慢です。


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桜の時期は住棟の色と桜が織りなす色彩が見事です。


住棟の横にはさりげなく滑り台やブランコ。これ以外にもプレイロットが点在しています。

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とてもきれいに管理されている花見川団地。清掃・出納業務、植栽管理を委託した会社が行っていますが、それ以外の窓口業務などは、自主管理をしている団地です。



維持保全+居住性能向上で、未来に住みつなぐまちづくり

2023年に4回目の大規模修繕が完了しています。特筆すべきは、建物の維持保全のための大規模修繕工事にプラスして、バージョンアップの改修もしているところです。


例えば

2000年:サッシ改修工事(複層ガラス、油圧式)

2007年:玄関ドア改修工事(ディンプル、1キー2ロック)

2011年:オール光導入工事(各階段の端子BOXまで)

2023年:外断熱改修工事(東西及び北壁)実施


1969年に建てられ2025年現在56年経っていますが、居住性能が高まる工事を順次行っています。


私は仕事柄たくさんの団地を見て回ったり、物件の取引時に団地の計画修繕などを見る機会が多いのですが、これだけ大規模(1530戸)で管理状態がいい団地は多くないと思います。


これまで住民のみなさんが丁寧に管理されてきた団地、これからも素敵な歴史が紡がれていきますように。


【情報】

花見川団地6街区(17棟),7街区(22棟)/1968年5月築



鶴川診療所の写真



(この記事は2025年10月に訪問した時点での情報です。最新の情報に関しては各自お調べの上お出かけください。)





ライター村上亜希枝の写真

村上亜希枝(むらかみ・あきえ)/ライター

団地を愛する宅地建物取引士。多摩ニュータウンの不動産会社でお客様に団地を薦めているうちに、自身がすっかり団地好きに。現在は「 団地に住みたい人を、増やしたい!」を軸に、主に昭和期に建てられた団地の活性化に日々取り組む。趣味は団地巡り、山登り、アクセサリー作り。アキヱ企画代表。団地女子会メンバー。

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