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【団地探訪vol.9/UR森之宮団地】大阪城を望む殿様気分になれる団地




先日、大阪の以前から気になっていた森之宮団地に行ってきましたのでレポートします。


まずは団地の概要から。こちらの団地はUR賃貸住宅の森之宮第一団地と、森之宮第二団地の2つ団地が道路を挟んであります。

棟のナンバリングは、2団地で通し番号になっています。







●UR森之宮団地(一部URのHPより転載)

 家賃(共益費):55,100円~88,200円 (6,700円)

 間取り/床面積:1DK~2LDK/37㎡~54㎡

 管理戸数/棟数:2,514/7棟

交通:

 ①JR大阪環状線「森ノ宮」駅 徒歩5~8分

 ②JR大阪環状線「大阪城公園」駅 徒歩15~18分

 ③Osaka Metro中央線「森ノ宮」駅 徒歩5~8分



●UR森之宮団地

 家賃(共益費):54,100円~122,700円(4,100円)

 間取り/床面積:1DK~3LDK/28㎡~82㎡

交通:

①JR大阪環状線「森ノ宮」駅 徒歩10~13分

②Osaka Metro中央線「森ノ宮」駅 徒歩10~13分

③JR大阪環状線「大阪城公園」駅 徒歩14~21分

 管理戸数・棟数:1659戸・2棟

 構造/階層:鉄骨鉄筋コンクリート造/8,9階


3線3駅が使える、利便性のよい団地ですね。



おススメ①殿様気分の眺望!


こちらの団地は以前からどーしても確認したかったことが。

それは、ロケーションです。こちらの団地は大阪城からほど近く、高層階から大阪城が望めるのでは!?という点です。

というわけで、まずは森之宮第2団地へと向かいます。


残念ながら、お部屋を内覧する時間はなかったため、高層階の廊下から気になる眺望を確認することに。


エレベーターに乗り、向かうこと15階。

防鳥ネット越しに見えたのは、夕暮れの大阪城!

これは間違いなく、高層階はお部屋から大阪城が望めますね・・・!

世が世なら天下を取った人しか望めないような眺望を、現代人はなんと家賃6万円弱から楽しめるなんて!これは太閤殿下も驚きの事実です。


そして、エレベーターの中で「屋上」のボタンを見つけたので行ってみると、鍵がかかっていますが、どうやら住人は鍵を渡され自由に入れる様子。・・・はて?






屋上は洗濯を干す場所として住民に開放されていました。

時間がなく外に出られませんでしたが、大阪城を眺めながら洗濯物を干せそうです。

大阪城が生活の一部なんだなぁ・・・。


自分だったら、洗濯物を干さなくてもボーっとするために屋上にいくんだろうなぁ。

大阪城が望めて、屋上が開放されていて、利便性が良いなんて、大阪に住む機会があれば森之宮団地だなと思いながら、他の点もチェックしようと下に降ります。



おススメ②老若男女、多世代ミックスの暮らし




森之宮第2団地は、敷地内に特別養護老人ホームと保育園が入っています。

個人的にはこの2つが敷地内にあるのは、とってもいいと思うんです。

街の外れにあるのも静かでいいけど、街ナカの団地の中心にあるのって生活に密着していて、老人ホームや保育園が特別扱いされない感じが。

この2つが団地内にあるからかはわかりませんが、団地内のプレイロットで遊ぶ子どもたちや、それを見守る大人たちも多くて、広場に人が多く活気がある印象でした。

(子どもがいたので写真は撮れませんでした)




また、掲示板でチェックして伺ったのが↓集会所。

毎週月・金曜日に「子育てサロン」が開かれていました(訪問したのはたまたま月曜日!)。


中に入ると、ここにも子どもたち、大人たちがたくさん。

時間の関係で詳しく聞けませんでしたが、中では玩具で遊ぶ子どもたち、麻雀に興じるお年寄り、フードロス対策なのか、食材の並んだテーブルと大人たちがいました。





「団地の寺子屋」実行委員会・・・ネーミングも気になるし、詳しい話聞きたかった・・・。次回ぜひ!と思い第一団地へと向かいます。




こちらの団地では運よく屋上に上がれました。こちらも眺望良好ですが大阪城が見えなかった・・・。



第一団地は広場の遊具とタイルが可愛かったので載せておきます。






時間が少なくて駆け足での訪問でしたが、ぜひ今度は団地内での取り組みを中心にお話を伺いたいなと思いました!



おまけ;森之宮(第1)団地に、JS(日本総合住生活)さんが運営するセブンイレブンがあったのがニュースでした。こんどJSの社員の方に詳しい話が聞きたいと思ったのでした。




ではでは。


(この記事の情報は2024年1月に訪問した時点での情報です。最新の情報に関しては各自お調べの上お出かけください。)

 


村上亜希枝(むらかみ・あきえ)/ライター

団地を愛する宅地建物取引士。多摩ニュータウンの不動産会社でお客様に団地を薦めているうちに、自身がすっかり団地好きに。現在は「 団地に住みたい人を、増やしたい!」を軸に、主に昭和期に建てられた団地の活性化に日々取り組む。趣味は団地巡り、山登り、アクセサリー作り。アキヱ企画代表。

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